小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

2014-01-01から1年間の記事一覧

バディ!キャラ設定

ウィリアム・I・ミラーいまーじゅ宅、マリアネラちゃんの助手。20歳。噂(?)にたつほどのイケメンらしいが、本人は全く自覚していない。心優しいが、天然ヘタレわんこ。はい。マリアネラちゃんと一緒にいるせいか知り合いからは「ロリコン」という概念がつい…

傷跡半分ロボットヒューマン2

小さい頃は、まだ何もできないただの子供でよく泣いていた。転んだだけで泣いたり、寂しくて泣いたり。そんな時はいつも母親が俺を助けにきてくれた。暖かい、あの大きな腕で抱きしめて頭を撫でてくれて。大好きだった。あの大きい暖かい腕の中が大好きだっ…

全ての話

少女は立っていた。世界の中心に立って、役者たちを見つめていた。瞳の色が違う彼女は、泣いている。いや、嗤っていたかもしれない。目の「病気」を持ち合わせた者たち。異能を持ち合わせた化け物。一般人なのに「セカイ」に巻き込まれた人間。それぞれの世…

新しい扉

「グリフィンドォォォル!!!」今まで一番高揚感を覚えた日だと思う。「おめでとう!!!ようこそ、グリフィンドールへ!」皆が暖かく迎えてくれた。とても心地の良い、最高の瞬間。「ね、名前なんて言うんだっけ?」そう、これから私の家は、此処。新しい…

【劇華】キャラ設定!

小日向 夕陽(こひなた ゆうひ)冷たい性格で物事をはっきりずばずば言ってしまう事がこんぷれっくすコンプレックスな少女。別に冷たくする気はないのだが、どう遠まわしに言っていいのかわからないためこうなった。ルレーブ宅、蒼斗くんといまーじゅ宅、晴樹…

それは願いのままに

「ね、最近ミラージュって何かあったの?」 隣にいる赤髪に話しかける。 僕が急にそんなこと言ったのが悪かったか、お酒を口に含んでいた彼は咽せ始めた。 空っぽの謝罪を言うと、彼は少し引き気味に「え、なんでそんなこと聞くんだよ…」と答えた。 「なんか…

お礼の勘定は少し先で

自分はなんて物好きなんだろうなって最近思うようになった。 元から女性を取っ替え引っ替えしている自分と同じ博士を好きになってしまうなんて、どうかしているだろう。 その取っ替え引っ替えしている理由があるから、気になってっていうのもある。 何故か、…

「あ、また、休んでる」何回か見てはいたけどやっぱり休んでしまった彼女の文章を見ていた。やっぱり、話しかけたほうが良かったかなって少し後悔する。だけど、これは、彼女の問題だから…という言い訳を心に立てる。それがいけないのかな。皆も、私も無責任…

もう一度

「I never...」それは言わないっていう事で。それを合図と受け取った彼奴が、彼の「心臓」を奪う、引きちぎる。やめて、お願い、見せないで。ああ、綺麗な「心臓」が。もう聞こえない彼の音に。私は綺麗な宝石を頬にこぼす。もう会えない。無理だよ。なんで…

Answer me

「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!!」男の悲痛な叫び声と、赤い水溜りに崩れ落ちて独特な音が耳に響く。べしゃり、という嫌な音だ。「っはあっ…はっ…」瞳孔が開く、口から空気が出て行く、手には私のなのか男のなのか、どちらのなのかわからな…

あのね、

"Trick or treat!!"軽快な英語が私の耳に入る。口にしたことも聞いたこともないその単語によく漫画で見るような「?」マークが頭に浮かぶ。「…何やってんだろ…」興味本心で声のする方へ覗きに行く事にした。それが私の最悪も1日なる合図だとは知らずに…。My …

言の葉幻想

ちくちく、痛い。私の心にナイフが刺さる。まあ、いつもの事なので絆創膏は要りません。貴方は知らず知らずに私の心にナイフを投げるの。ああ、痛い。すごくいたい。お医者さんはこう言うの。「既に手遅れ」と。まあいつもの事なので、大変な手術は要りませ…

傷跡半分ロボットヒューマン

「あっ…ぐっ…」鋭い激痛が身体中を走る。その痛みに頭は叩き起こされた。…何時間この地面と睨めっこをしていたのだろうか。もう記憶もない。あのお転婆で兄嫌いの妹と戦闘して、そこからの記憶にない。「ぐっ…くっ…そ…、かはっ…」口の中に鉄の味が充満する。…

赤と緑

「殺してやる!!!!!!!!」 彼女の口から出るとは思えない様な言葉が出て来た。 いつもは能天気な性格を見せているが、やはり化け物。 獲物を猟る様な化け物の目にゾクゾクする。 「Han?今組み敷かれてるのはお前だぞ?どうやって殺すってんだsignorina…

鼻歌

「〜♪」 私の隣にいる相棒が鼻歌を奏でる。 いつもはむっつりとした無愛想な奴で、鼻歌すら歌わない可愛げのない相棒が、珍しく鼻歌を器用に奏でる。 「ご機嫌だねぇ、なゆ。何かあったの?」 隣で気持ち良さそうにそよ風にあたるパートナーに話しかける。 …

おめでとう!!!!!!

君が生まれた日に私たちと出会う約束をされた君。 本当に出会って良かったって思うよ。 君を助けることができたし、励ますこともできた。 それに励まされたし、一緒に楽しむこともできた。 そんな君に最高の言葉を贈ろうか。 Happy Birthday,ななっち!!!…

化け物少女と化け物少年

「…すげー退屈…」 緑の少年がイスに座ってうめいた。 「しょうがないよ、だって閉じ込められてんだもん」 その少年の言葉に白い少女が応える。 二人とも”普通の姿をしていれば”人間に見えるのだが、”普通の姿”ではないためこうして村人に襲われて監禁されて…

感情のない彼女の修正項目

私、ベッドに座った時初めて『柔らかい』って思った。 ふかふかで、今までにない楽しさが心を埋め尽くした。 食べ物を食べた時初めて『美味しい』と思ったり、『マズい』って思ったりした。 他にも『辛い』とか『甘い』とか『苦い』も思った。 でもこれだけ…

Ti piaccio?

どういう意味かわからないけど、急に彼は酒を飲みだす。 酒に弱い彼が自ら酒を飲むなんて何かあったのだろうか、なんて思う。 酒を飲むといつものあのプライドの高い彼は何処に行くんだろう、なんて思う。 一緒にいても飲まない癖に、都合のいい奴だなんて思…

むにむにしてると怒られる彼氏

相変わらず鬱陶しいと思う。 「ミラージュ〜遊ぼ〜」 だんだんと苛立ちが募る。 「ねーってばー…」 「煩いって。あっちいってろ」 彼にあっち行ってろと言うように手をひらひらさせる。 カレルは「む…」と唸り、少しの間だけ俺の側から離れた。 これで何事も…

体温

ほんの少しの出来心だった。 『彼の手を握ったらどういう反応するのか』 本当に少しの悪戯心でもあった。 後ろから抱きしめたり、唐突にキスをしたりすると普段は見せない真っ赤な顔見せてくれるから。 きっと手を握ったら同じように可愛い反応を見せてくれ…

そんな彼奴が嫌い…ではない

「なんなんだよ彼奴!!!!」先程カレルに口説かれそうになった。むかつくくらい、綺麗な顔で。なんなんだ、いったい。「ったく…、思いっきり殴ったけど大丈夫かな…」こんな20後半のおっさん口説いたところでなんになると言うんだ。頭の中で色々な思考が巡…

秘密基地

今日は何故か古い友人と一緒に森の奥にある廃墟と化した建物に来ていた。私がずっと家に引きこもっていた事もあり、全然会いに来なかった友人がそれを見兼ねて外へ出そうと思ったのだろう。全然会いに来なかった癖に、という思いが頭に過る。「ほら!着いた…

なんていう症状ですか?

珍しくレインが俺に相談してきた。レインはいつも無表情で必要以外の事に自ら口を開くことが滅多にない。そんな彼女が珍しく相談してきたからからには何か深刻な問題でもあるんだろうか。あの彼女でも何か原因不明な事があるとは少し珍しいが。「い、イル…相…

3人

「あはっはっはっははははっははっはははははっはは!!!!!!!!!」「やめて!!!!!お願いやめて!!!!!」「ねえ何をやめるって言うの???ねえ!!ほら!!!!教えてよ!!!!!」「やめて!!!!それ以上私の中で暴れないでよ!!!!!!…

澄んだ瞳と紅い空

化け物は真っ黒な瞳で言う。「わたしをみないで」僕は何度も言う。「僕を見て」化け物は意気地なし。僕は蒼い目を向けて言う。「僕の名前を呼んでよ」化け物は翠の眼で言う。「…私を見ないで」何度も、何度も、諦めないで呼ぶ。「僕の名前を呼んで」「お願い…

TSWっ子設定!

名前 ミラージュ性別 男年齢 28歳属性 炎国 機械の国立場 元魔法使いの研究者家族全員が魔法使いだったが全然魔法が使えなく、ある事故で大きな怪我負い、ルレさん宅、ジェイさんのおかげで一命は取り止めたが身体半分が機械化してしまった。今は機械の国に…

元魔法使いのぼっち男(28)

「あいつ…何処行きやがった!!!」この広い廊下の中に馬鹿でかい声が響く。ドスの効いた声は聞くだけだと怖く感じるのだが、本人の目の前で聞くと全然怖くない。俺は大抵そんなやつだ。「ミラージュ!!!!!てめえ!!!!今日という今日は許さねえ!!!…

化け物の願いと祈り

あの日、生まれた私は人間なのか悪魔なのかメデューサなのかわからなくなった。悪魔に憑依された父は私を人間として育て、メデューサの母は私を人間として育ててくれた。お隣さんは私を見ては虚しい声で、「可哀想に」と言った。そういえば「いつのまにか」…

ヒーロー

称えられるのは戦果だけ。褒められるのは戦火だけ。出来ることは戦う事だけ。さあ出発だ。希望が彼方で待ってる。今日も反抗の証の機関銃と旗を掲げて、問題を起こそうじゃないか。この馬鹿げた世界とおさらば。汚れた世界を打ち砕こう。少年少女、振り返る…