小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

阿呆な提督雛向と秘書艦青葉

雛「ねー、青葉さん。大型建造やってみようと思うんだけど!」青「わかりましたー!今の資材の量を考えて建造すると、約5回は出来ますね!」雛「あ、なんだ。そんなに資材残ってたんだ」青「頑張って遠征に行ってますしねー(駆逐艦が」雛「よし!なら最初の…

魔法使いの彼方

昔々、遠い昔のお話。ある少女が立っていました。少女は夢を見ていました。「Θέλω να δω τον κόσμο.(世界を、見てみたい。)」魔法使いの少女は、自分の殻を割って外へと出ました。見たことのない世界。自分の想像より遥かに広い世界。人間の優しさ。醜さ。…

透明パレード2

あの空を見て丸一日経った。今日も戦争の音は鳴り止まない。私が指揮している艦達は今無事だろうか。あー、ちゃんと帰ってきてくれれば嬉しけど。「赤城は大破してくるかも…。資材がああ…」タダで貰うわけでもないから、そろそろ資材が底を突いてしまいそう…

透明パレード

星空を眺めていた。綺麗で、美しくて、とてもじゃないがこれが偶然出来たものとは思えない。誰かが意思を持って作らなければ、こんなに綺麗な物を作ることできないよ。…なんてこんな理論的な考えをするのはやめてしまおう。性に合わない。「ヒナ姉さん、そろ…

病弱少女の憂鬱で誰にも言えない悩み

私は人と少し違う感情を持っている。 それは、コア先生にとっては「ふわふわした問題で、他のもっと知らない人も持っているから、心配しなくて良いよ」というもの(?)らしい。 でもね、私にとっては凄い重要な悩みなんですよね。 この前、久しぶりに学校へ行…

До завтра.

昨日久しぶりに全ての授業に出た。クラスの子には「珍しい」だとか「よく出れたね」なんて言葉を浴びせられた。 なんでよ、私が授業に出てるのってそんなに可笑しいか、可笑しいのかよ。 …なんて喚いたって何になるわけでもなく。 ま、確かにあんな風に屋上…

幽霊?

「エウリュアレー、まぁた夜まで絵描いてたらしいね」 「良いじゃない、絵を描く以外にやることないしね」 「…まだそんな事言って…、宿題だってあるのに」 「良いじゃん、もう少しくらい、趣味に没頭したってさ」 「没頭しすぎだって言ってるのよ、エウリュ…

存在無意味な少女

「ねぇ、この学校ってさ、夜に幽霊が出るらしいよ!」 「まじで!?じゃあさ、今度の休みに来てみようぜ」 「えええやめなよお」 「なんだよ、びびってんのか」 「な!びびってなんか、ないし!」 「じゃ決まりね」 「ね、君も行く?」 「…あ、」 「よっしゃ…

御祭り

「やあこんばんわ神蘭!」 「こんばんわ藏、そしてさようなら」 「さよならはいらないよ?神蘭」 ああ、最高に気持ち悪い。別に私は此奴のことが好きなわけでもないし、好きにならせる様な事をしたわけでもないのに、相変わらず此奴は私に突っかかってくる。…