小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

Problem child team

あのね、

"Trick or treat!!"軽快な英語が私の耳に入る。口にしたことも聞いたこともないその単語によく漫画で見るような「?」マークが頭に浮かぶ。「…何やってんだろ…」興味本心で声のする方へ覗きに行く事にした。それが私の最悪も1日なる合図だとは知らずに…。My …

鼻歌

「〜♪」 私の隣にいる相棒が鼻歌を奏でる。 いつもはむっつりとした無愛想な奴で、鼻歌すら歌わない可愛げのない相棒が、珍しく鼻歌を器用に奏でる。 「ご機嫌だねぇ、なゆ。何かあったの?」 隣で気持ち良さそうにそよ風にあたるパートナーに話しかける。 …

秘密基地

今日は何故か古い友人と一緒に森の奥にある廃墟と化した建物に来ていた。私がずっと家に引きこもっていた事もあり、全然会いに来なかった友人がそれを見兼ねて外へ出そうと思ったのだろう。全然会いに来なかった癖に、という思いが頭に過る。「ほら!着いた…

ヒーロー

称えられるのは戦果だけ。褒められるのは戦火だけ。出来ることは戦う事だけ。さあ出発だ。希望が彼方で待ってる。今日も反抗の証の機関銃と旗を掲げて、問題を起こそうじゃないか。この馬鹿げた世界とおさらば。汚れた世界を打ち砕こう。少年少女、振り返る…

傘についた群青色

「今日は雨、ですか」朝起きて誰もいないリビングに来てテレビをつければ天気予報。今日は一日中雨だという。予報だから降らない確立も低くはないが、傘は折り畳みを持って行こうかと思う。キッチンに行って、昨日の夜に作っておいた朝食をレンジで温める。…

My Home!!

最悪だ。また逃げられた。「ねえ…、ニトラ見なかった?」「はあ?…あのハゲ、なた逃げたのか」「そう…」銃の整備やら八雲の戦闘機の整備だとか。皆大変なのにまたあいつは逃げた。何故だか嗤って逃げるあいつの顔が目に浮かぶ。「見つけたらなんでも何しても…

ラーヒー先生のナルホド講座!2

ラーヒー「で、2に続いたよ」雛「でー、どんな質問すればいいわけ?」暁「ヒラがなんでもかんでも知ってるわけがない、です。だって、頭悪そう」ラーヒー「うるせえ。僕だってちゃんと勉強してるわ。君たちがバカなだけだろ」なゆ「私たちは兵器だし」黄泉「…

ラーヒー先生のナルホド講座!!

ラーヒー「今日も始まりました!ラーヒー先生のナルホド講座だよお!」雛「だれだー!誰だお前ー!!」アカリ「スパイは海に帰れー」あろま「そうだそうだー。ワニの餌になってしまえー。あ、サメでもいいよ」ラーヒー「理不尽」黄泉「このコーナーは何する…

蒼い

「司令官、青木雛夛!!これからお前に艦の指揮をとってもらう!」 ずっと前から考えてた事。 「敵艦が見えた。今からそこに向かってもらおう」 何故、私が戦っているのかということ。 「敵を全滅。それだけだ」 別に嫌いじゃないけどね。 だけど、何故だろ…

お姫様

絵本や街でよくみるお姫様。とても美しく、綺麗で可憐なお姫様が多い。女の子は一度はなってみたいな、って思うの。そんな風に考えるのは良いけど、お姫様って気楽じゃないし、みなりも整えなきゃいけないし、行儀作法、食べ方、他人との接し方も美しくしな…

人間

寂しくなんてない。たとえ兵器として扱われていたって、寂しくなんてない。でも、人を殺す度に?胸を締め付けるこの思いはなんだろう。「此処がお前の入るグループだ。ま、精々頑張れよ。お前は兵器なんだからな」上司がいなくなった後にドアを開けた。どう…

Diver

「あー、そうそう。今日は任務漬けだからねえ」「ひー!帰ってくるの遅いってか!あろまさんが大変だほ」「ね、今のだほって言い間違い?」「うるせえ」相変わらず、此奴は口が悪いわ。雛はいつもと変わらず、艦隊を編成している。ウキウキ顔だけど、心の中…

ネイム

「暁ー!こっちの資料、なゆに届けてくれない??」 「はーい!暁にお任あれ、です!」 私には暁っていう名前がある。 時々、女の子らしい名前ではないな、と思うけど結構気に入っている。 だって、私を助けてくれた人がつけてくれた名前だもの。 「暁さん!…

新人PCT暁

名前 暁(あかつき)性格 元気ハツラツめんどくさい子。食べ物与えると喜ぶタイプ。戦闘強い。身長 150cmくらいかもよ。結構気にしてるらしい。口調 「〜、です」特技 真似事。暗殺。射的が得意である!ガキである。以上!!あ、戦闘狂はなしですのでご安心を。

新人さんいらっしゃーい

雛「さあー始まりました!!新婚さ…、ごほっ。新人さんいらっしゃーいのお時間でえっす!」あろま「あーあ、また面倒なのが始まった」アカリ「一応付き合ってあげてよ。見ててなんか可哀想な子みたいだし」雛「私の扱い酷いねぇ。ま、イイケド。さてさて、毒…

いい加減にしなさい

「いい加減にしなよ?医療班、彰斗君??」「うう…、ごめんなさい…」あー、また怒られてる。「ねえ、君の双子の弟さん、見る度にアカリンに怒られてるよね」「え?そういえばそうねぇ。全くをもって気づかなかったわ」「おいおい、流石に気付こうよ。総帥雛…

コピペってみた

彰斗:訓練学校で小学生の時のの避難訓練の時先生に「避難訓練の「お・は・し」って知ってる?」 って聞かれて 「お前を はなさない しなせない」 って答えた雛姉さん今思い出してもイケメンすぎるアカリ「…シャキッと返事しろ。ではもう一度呼ぶぞ。彰斗」…

透明パレード2

あの空を見て丸一日経った。今日も戦争の音は鳴り止まない。私が指揮している艦達は今無事だろうか。あー、ちゃんと帰ってきてくれれば嬉しけど。「赤城は大破してくるかも…。資材がああ…」タダで貰うわけでもないから、そろそろ資材が底を突いてしまいそう…

透明パレード

星空を眺めていた。綺麗で、美しくて、とてもじゃないがこれが偶然出来たものとは思えない。誰かが意思を持って作らなければ、こんなに綺麗な物を作ることできないよ。…なんてこんな理論的な考えをするのはやめてしまおう。性に合わない。「ヒナ姉さん、そろ…

異常な提督と存在の薄い医師

青木 雛夛(あおき ひなた) 17歳 横須賀鎮守府の提督をしている。双子の弟、彰斗や他の部下からは司令官とも呼ばれている。 非常に有能で女の身ながら元帥にまで登り詰めた。 数ある海域を制し、数多の敵艦を静めた。 最近はダラーっとしている。 嫌いな人と…

裏の医療班少年

「いってええええええええ!!!あの医療班の奴、麻酔なしに治療しやがった!!!!」 「くっそ…!血も涙もねえのかよ!彼奴!!」 「ったく…、女なのに可愛気のない!!!」 「しょうがないかぁ、それが彼女だもんねぇ」

提督(問題児)が鎮守府に着任しました(笑)

「…!横須賀鎮守府の提督…、まだ生きてたのか…」 「あそこの提督ってさ、いつも酷い艦隊を率いるんだろ?敵を全滅だってな…」 「だから問題児の集まったチームに入れられたんだってよ」 「俺海軍だけど、彼奴のいるとこじゃなくて良かったわー」 「おいおい…