小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

どうしてこんな事を書く気になったのかは覚えてはいない。
覚えていたところで、ここに書く気は起こらないだろう。
理由なんて人それぞれだから、僕の理由だって他の人から見たらこれっぽっちの小さな欠片にしか過ぎない。
その欠片がどれ程の人を動かすのかは知らないけど、その欠片だけで人を動かす事が出来るのならばそれはそれで大歓迎だ。
だけど僕がこんな事を書く事に意味なんて必要はない。
書きたければ書く、それだけだから。
ただ言いたい事は、世界って綺麗だなっていう事。
結論から先に述べよう。
皆が皆、お互いの事を理解しようとなんてするはずもない人間の間で生きてきた。
これ、何回か前にも書いた気がするけどそんな事はどうでもいい。
毎日の様に変わらない風景の中で生きていて、それでもどうしてだか世界は不思議と、街は不思議と綺麗に、美しく見えたんだ。
別になんて事のない、変わらない、毎日見ている風景。
死んだ目をして生きている人が背中を丸めて狂った様に現実から目を背けようと、0と1で出来た画面を見つめている時代。
僕だってそうだ。
今こうしてここで画面を見つめて虚ろな目で内容を打ち込んでいる。
周りからも、自ら見てもそう見えるだろう。
そんな1人にしかならない僕が見る街は、とてつもなく、美しかった。
毎日が発見の日々で、毎日が新しい日なんだって。
今更気付いて僕はこんなに興奮した事はない。
そんな当たり前を少し角度を変えて見るだけでもこんなにも世界は違って見えるって。
あの言葉きっと嘘じゃない。
もしかしたら変わらないで見える人もいるのかもしれない。
だけどそれはきっと見る時間帯を間違えただけなんだ。
もしかしたら、もっと後になって気づくもかもしれないし、すぐあとに気づくのかもしれない。
虚ろな目で生きて、こんな風に思い通りにいかない世界で、こんな僕だって変わる事ができるんだ。
これほど素晴らしい事なんてない。
諦めちゃいけない、なんて言う風には言わない。
たまに諦めても良いと思うし、挫折だってしてもいいと思う。
完璧に生きたところでそれは人生つまらない。
きっと僕たちは恥ずかしい思いをしながら、完璧に生きようと間違えながら人生を歩んでいると思う。
綺麗な世界で僕は沢山間違って生きている。
死のう、とだっていつだって考えた事はある。
自分が死んでも悲しむ人なんていない。
そういう風にも考えた事がある。
だけど色々考えて、捻って捻って出た結論がやっぱり死ねない。
だってまだこの世界を見たりない。
まだ僕の見た事ない世界があるはずだって、そんなの見ないで死ねるかよ。
これは僕の意見だから別に参考にしろとは言わない。
ただ、この世界、もしかしたら隣にいる人がこんな考えを持っているのかもしれないじゃないのか、という事だけ知ってほしい。
ほら、同じ考えを持った人がすぐ近くにいるかもしれない。
そういう風に考えたらわくわくするじゃないか。
あんな風に髪の毛をもう眩しくらいの金色にしてる人でも、もしかしたら見ないところでかっこいいことしてるかもしれないじゃない。
隠れたところで皆、凄く感動する事をしてるかもしれないじゃない。
だから世界は発見だらけ、不思議で綺麗で美しい。
何を言いたいのか自分でも理解できない。
前からそうだったけど、文章力ないなとは思う。
とにかく、死にたいっていう風に、いなくなりたいっていう風に考える時は沢山ある。
今もこれからも。
だけどその中から自分なりの答えを探し出して生きて欲しい。
角度を変えて世界を見たら、本当に綺麗で美しいから。


思い立ったら書こうなんて、やっぱり僕には向いてないな。
それでも言葉と生きていくから、僕は書いていこうかなと思う。
それだけだ。