小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

幸せ太りってこういうこと

こんにちは。暇人のようなクズハです。最近思う事がありまして。
「エナちゃん、マカロン食べる?」
「わーい!食べるー!ついでにラフィーちゃんも食べちゃう!」
「私は食べられないよ?」
…。
「エナちゃん、クッキー食べる?」
「食べるー!」
……。
「ねーねー、ラフィーちゃんのお肉食べたい」
「?え??」
…此奴らうるさい…。
気になるとこはそこじゃないんだけど。ラフィーナの奴、菓子作りすぎやしないか??
そのおかげでなんかエナが太ったような気がする。
気になるのは、そこ。
ラフィーナが来る前はよく動いていたから痩せてはいたものの、ラフィーナが来てから活動をすることが少なくなったので菓子食べ過ぎて太ったっぽい。
顔とか丸くなってないか?
そんな事を思っていたある日。

「さっきエナが皆にダイエット方法聞いて回ってたけど、どうしたんだろ」
衰が急にそんな事言うもんだから飲んでいたお茶が気管に入ってむせ返った。
「…エナが?」
「うん」
「…なんとなく想像はできるけど…」
「え」
まああんだけ菓子食べてりゃそうなるよな…。






「あれ、また食べてる」
衰の呆れた声が聞こえる。
ふっと、綺麗な赤髪の少女を見てみる。
また嬉しそうにラフィーの作ったお菓子を食べているエナが視界に入る。
俺も衰同様、ため息を吐く。
ありゃなんて言うんだ。
見るからにして、幸せ太りにしか見えない。