小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

頁の中の貴方。

「二重人格だなんて言わないで」
「彼はまだ嘘つきなの」
「あの時、彼女を殺さなければ、こんな事には」
「人間の醜い所を見るのは嫌だけど、長生きして世界を好きになるのも悪くない」
「愛を知らない死神だけど、人を、彼を、愛することができる」
「殺す。いつか殺す。彼女を殺した彼奴が許せない」
「病気で閉じこもっていたけれど、赤髪の彼女は私を好きでいてくれる」
「また、暗い部屋で独りぼっち。寂しいよ」






「ああ、そうだ、そうだった。皆皆、私の大事な子供達。生きた屍の様になってしまったけれど、私はそれでも、この子達を愛するわ」