Dear...
いつもそうだ。
私はあなたに、叶えてもらってばかりだった。
あの日の私は、弱虫で馬鹿で情けなくって、
笑っていたけどずっとかくしていた。
家族にも、友達にも、そして、
自分にも。
でもそんな隠れて泣いてた私を見つけたのはあなただった。
こんな私を、『目』のことで馬鹿にされて泣いていた私を、
あなたは見つけてくれた。
私の『目』を誉めてくれた。
こんな化け物の私を好きになってくれた。
愛してくれた。
だから私も、いつか生まれてくるこの子たちにこう言おう。
生まれてきたことに、感謝できるように。
「「愛してる」」