小説と独り言

趣味で書いているオリジナルキャラの小説と、なんか愚痴ってます

楽しくなってきたので、もいっちょ

整備部屋で独り、ニトラ・レイという整備長が新人パイロットの書類を漁っていた。

「うーん…。最近は良いパイロット来ないな…」

ニトラは自分のパートナーになりパイロットを選べと艦長に言われ、分厚い書類を渡された。

そして今に至る。

「くっそー…。今まで整備した中で一番整備のしがいがある奴選ぼうかと思ったのに…!!良い機体も良いパイロットもいねええええ!!!!」

そして怒りに任せて書類を上に放り投げる。此処は宇宙空間だから上にそのまま留まるものの、重力があったら全て落っこちてしまうのでまたそこで苛立っていただろう。

そして溜め息を吐きながら上に留まったままの書類に目をやる。すると。

「…こんな書類…。あったかな…」

ある一枚の書類に目が止まった。その書類に目を通すとニトラはニヤっと笑い、「良い子、良い機体見つけた」と言ったーーーーーーーーー。